施工面積を先に出す
塗布する面を写真や図に記録し、平らな面は幅×長さで計算して合計します。凹凸や裏側は平面図だけでは面積を表しきれないため、塗る面ごとに分けて見積もります。
| 対象面の例 | 面積の出し方 | 手配前の確認 |
|---|---|---|
| 平らな1面 | 幅×長さ | 単位をmで揃えてm²にする |
| 複数の面 | 面ごとに計算して合計 | 左右や裏側の塗布範囲を含める |
| 凹凸・折り返し | 面を分けて写真と図へ記録 | 平面上の面積との差を考慮する |
約2m²をタイプ別の目安と照らす
施工面積を約2m²とした計算例です。ハケの使用量はカタログの60〜100ml/m²を当てはめ、スプレーは記載面積の小さい側を手配計画に使います。
これはカタログ値を使った数量計画の例で、実際の使用量を保証するものではありません。スプレーは約2m²が面積目安の範囲内でも、1本で必ず足りると断定できません。容器容量の比からハケとスプレーの面積を換算せず、使用方法別の記載値を使います。
| タイプ | 容量と面積目安 | 約2m²を塗る場合の読み方 |
|---|---|---|
| ハケ塗り | 500mlで約5〜8m²。塗布量60〜100ml/m² | 2m²×60〜100ml/m²=120〜200ml。計算上は500ml容器の範囲内。施工ロス等は別に見込む |
| スプレー | 400mlで約1.5〜3m² | 少なめの1.5m²/本で計画すると、2m²÷1.5m²=約1.34本。端数を切り上げて2本を手配例とする |
薄塗り2回を含めて余裕を考える
RSの使用方法は、表面の色が濃灰色から黒色に変化したら薄く再塗布し、2度塗りで防錆効果が高まると案内しています。目安面積は実際の施工面全てを必ず覆える保証値ではありません。凹凸、塗り分け、液の付着状態を確認し、面積が目安の上端に近いときは余裕を持った本数で準備します。
ハケ塗りは使用後すぐ水洗いする手順もあります。作業場所や施工形状に応じて、塗り分けのしやすさと使用後の片付けも含めてタイプを選びます。
参照:錆転換剤RS カタログ
見積もりから発注までのチェック
施工面積、採用した塗布量または面積目安、予備分を見積もりに併記します。下地や凹凸によって使用量が変わるため、記載値の範囲内でも作業中の残量を確認し、必要に応じて追加手配できるようにします。
- 施工する面を図示し、合計面積を出す。
- ハケかスプレーかを決め、該当タイプの面積目安と照らす。
- 凹凸・裏側・塗布範囲を追加で確認し、薄塗り2回を計画する。
- 面積の上限に近い場合は予備を含めて準備する。
