洗車の期限より、塩分を落とす機会を早めに作る
凍結防止剤や海水が付いたままだと錆の原因になるため、走行後は早めに洗車し、特に下回りを洗うよう自動車メーカーが案内しています。一方で、すべての車に共通する「24時間以内」などの期限は示されていません。天候や洗車設備、車両側の指定に合わせ、実行できる機会を早めに作りましょう。
洗車する前に、車の取扱書で洗浄時の注意を確認します。車種固有の部位やコーティング、センサー類に関する指定があればそれを優先し、分からない点は販売店へ尋ねてください。
| 確認すること | 取る行動 | 避ける判断 |
|---|---|---|
| 下部洗浄の設備・コース | 洗車機や洗車場の表示を見て利用条件を確認 | 設備の説明を読まずに使用 |
| 車の取扱書 | 洗浄時の禁止事項や注意部位を確認 | 別車種の手順を流用 |
| 高圧水を使う場合 | 車両の取扱書と設備表示を確認して利用 | 車両指定で避ける部位へ近距離から当てる |
| 洗浄後に残る錆・剥がれ | 写真を残し、必要なら整備工場へ相談 | 洗浄だけで腐食の有無まで判断 |
参照:三菱自動車FAQ|海岸や雪道走行後のお手入れ、Honda SHUTTLE HYBRID 取扱書|車外の清掃(327ページ)
使う設備と車両の注意事項を照合する
洗車場で下部洗浄コースを使うときは、対象車両と利用方法を設備の表示で確かめます。自宅で洗う場合は車の取扱書を見て、車種の注意事項と設備の案内を確認できないときは販売店や施設へ問い合わせてから手配してください。
高温のホイールには洗剤を使わない
トヨタの洗車案内では、高温のホイールに洗剤を使用しないよう説明されています。ホイールが高温の間は洗剤を使わず、取扱書や洗剤の表示、洗車施設の案内に従ってください。
洗車のために車を持ち上げたり、ジャッキで支えた車体の下へ入ったりしないでください。自分で届かない範囲は下部洗浄コースや整備工場の設備を利用します。
洗浄後は塗膜や異音の変化を記録する
洗車後、地面から安全に見える範囲に塗膜の膨らみや剥がれ、穴、部品の垂れがないか確認します。洗浄で落ちない錆が見えたり、走行中に擦れる音や振動が続いたりする場合は、洗車を繰り返して様子を見るだけにせず整備工場へ点検を依頼してください。
写真は洗浄前後で同じ場所から撮ると変化を記録しやすくなります。ただし、写真から腐食の深さや部品の強度は判定できません。防錆施工を検討するときも、先に下地を乾燥させ、既存の塗膜や損傷の状態を確認します。